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2008年03月23日
ミッドウェイ再考
さて、先日の続きである。
南雲中将は、何の間違いを犯したのだろうか。
二つの大きな間違いを犯していると、筆者は考える。
第一の問題は、
このミッドウェイの戦略は、真珠湾で逃がした、
米国機動部隊を葬らんがために、山本五十六率いる連合艦隊が、
全戦力を投じて、仕掛けた、罠であった。
それだけに、この戦いの目的は、敵機動部隊殲滅のみにあり、
いかなる、他の目的も存在しなかったはずである。
それを、敵機動部隊を発見できぬまま、
目先の戦果を求めて、ミッドウェイ島への、攻撃に目標を転換し、
対艦魚雷を、陸用爆弾に取り換えたことが、第一のミスである。
第二の問題は、
第一のミスを犯したとしても、陸用爆弾に転換し終わっている、全戦闘機を、
速やかに発進させ、海上で、陸用爆弾を捨てさせて、身軽にしたうえで、
艦隊上空の護衛にあたらせるべきであった。
こうすれば、敵機動部隊は、殲滅できなかったにしても、
少なくとも、トラの子の、空母群を、あそこまで、うちのめされることはなかった筈である。
この二つの判断が、指揮官にとって、最も、重要な判断だったのではないだろうか。
現代の企業経営においても、同様である。
指揮官たるもの、自分の使命は何であるか、わかっていない人が、
どれほど、いるのだろうか。
君の敗北は、君自身に原因がある。
このことを、胸に明記すべきである。
投稿者 hayashiya : 2008年03月23日 10:37