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HAYASHIYA BLOG

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2008年03月23日

ミッドウェイ再考

さて、先日の続きである。
南雲中将は、何の間違いを犯したのだろうか。

二つの大きな間違いを犯していると、筆者は考える。

第一の問題は、
このミッドウェイの戦略は、真珠湾で逃がした、
米国機動部隊を葬らんがために、山本五十六率いる連合艦隊が、
全戦力を投じて、仕掛けた、罠であった。
それだけに、この戦いの目的は、敵機動部隊殲滅のみにあり、
いかなる、他の目的も存在しなかったはずである。
それを、敵機動部隊を発見できぬまま、
目先の戦果を求めて、ミッドウェイ島への、攻撃に目標を転換し、
対艦魚雷を、陸用爆弾に取り換えたことが、第一のミスである。

第二の問題は、
第一のミスを犯したとしても、陸用爆弾に転換し終わっている、全戦闘機を、
速やかに発進させ、海上で、陸用爆弾を捨てさせて、身軽にしたうえで、
艦隊上空の護衛にあたらせるべきであった。

こうすれば、敵機動部隊は、殲滅できなかったにしても、
少なくとも、トラの子の、空母群を、あそこまで、うちのめされることはなかった筈である。

この二つの判断が、指揮官にとって、最も、重要な判断だったのではないだろうか。

現代の企業経営においても、同様である。
指揮官たるもの、自分の使命は何であるか、わかっていない人が、
どれほど、いるのだろうか。

君の敗北は、君自身に原因がある。
このことを、胸に明記すべきである。


投稿者 hayashiya : 10:37

2008年03月21日

愚将の条件

人生において、人間の価値を真に発揮するときは、最も、苦境にたった時である。
どこから判断しても、当初の予測に反し、作戦を変更すべきと考える時がある。
しばしば、愚将は、己の信念を捨てて、二の手を打つ。
そして、取り返しのつかない、奈落の底へと、墜落する。
愚将南雲中将のミッドウェイの如し。

戦たるもの、それが、戦場にしても、経済闘争にしても、楽勝の間は、真の戦場にあらず。
計算に計算をして、それでも、予想通りにならなくて、
矢尽き、弾尽きたときに、真の価値が現れる。

歴史に「もし」は、禁句ではあるが、
それでも、「もし」南雲中将が、初志貫徹しておれば、
米国機動部隊とは、五分の戦いはできたはずである。

君、何故、初志を忘れる。
自らの間違いを棚に上げ、何故、原因を、他に求める。
現在の敗因は、君の心の中にこそある。

苦境に立ったら、原点に戻れ。
初志を貫け。
初心を信じよ。

投稿者 hayashiya : 01:11