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HAYASHIYA BLOG

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2006年01月21日

山中湖テラスのニューイヤーコンサート

今日は、山中湖テラスのニューイヤーコンサートです。
年によって、若干移動はありますが、原則的には、1月の第二土曜日と、第三土曜日、午後4時から行われます。
本場のウィーンのニューイヤーコンサートは、1月1日、午前11時から、ウィーン・フィルの本拠地、ウィーンのムジークフェライン(楽友協会)で行われます。今年の指揮は、マリス・ヤンソンス。
このコンサートが、初めて開催されたのは、1939年の大晦日。ジルベスタ・コンサートとして開かれたのが、最初である。それが、1941年から、元旦のコンサートが加わり、今日に至っている。
これまでに、指揮台に上ったのは、現役で、ニコラウス・アーノンクール、ロリン・マゼール、リッカルド・ムーティ、クラウディオ・アバド、小澤征爾、ズビン・メータ、そして、故人では、創始者のクレメンス・クラウス、ウィリー・ボスコフスキー、ヨーゼフ・クリップス、ヘルベルト・フォン・カラヤン、カルロス・クライバーの11人しかいなく、今年のマリス・ヤンソンスは、12人目である。
これに比べ、山中湖テラスのニューイヤーコンサートは、ピアニストの後藤泉一人で行われるのであるから、華やかさも、規模も、全く違うので、比べることも出来ないが、それでも、新春の富士山と、山中湖を眺めながら、ウィンナワルツを聴くのは、いいものである。
海抜1000メートルの山中湖は、極寒の地である。一昔前ならば、極寒の1月に、山中湖で、ニューイヤーコンサートなど、考えることも出来なかったが、最近の科学技術の発達は、この自然の猛威すら、解決させてしまったのだから、感無量である。
特に今年は、山中湖が、22年ぶりの全面結氷で、富士山との眺めは、胸を躍らせる。
後藤泉は、1999年12月にデビュー以来、丸6年を経過したが、ウィーン・フィルのフリッツ・ドレシャル、ウェルナー・ヒンク、ペーター・シュミードル、ヴォルフガング・シュルツと各々、デュオ活動を重ね、また、ヒンク、ドレシャルとは、トリオを結成。また、ウィーン弦楽四重奏団とは、ボンで、シューベルトの「ます」を演奏するなど、ウィーン・フィルのメンバーとの活動が目覚しい。
また、今年からは、ベートーヴェン・オーケストラと、ベートーヴェンのピアノコンチェルトに挑戦。さらに、元ウィーン・フィルのコンサートマスター、ダニエル・ゲーデと、新しいピアノクアルテットを結成、さらには、ウィーン・フィルの首席奏者で、トロンボーンの名手、イアン・バウスフィールド、また、ウィーン・フィルの若手、ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクと共に、ウィーン・ロンドンツアーを行うなど、話題が絶えない。
山中湖テラスのニューイヤーコンサートは、その後藤泉が、一人で、ウィンナワルツを弾きまくろうというのだから、面白い。彼女の、リスト版、ベートーヴェンのシンフォニーシリーズも絶品だが、ウィンナワルツも絶品。山中湖の1月の富士山とならぶ、風物詩になるだろう。

投稿者 hayashiya : 2006年01月21日 04:10